相談室プラン・料金
識字障がい(ディスレクシア)相談
1.保護者、支援者向けプラン
識字障がいのお子さんを持つ保護者、識字障がいの支援を担当している、教師、療育スタッフを対象とした相談です。
お子さんの特性を伺い、文字の読み書き、漢字、英語学習、必要な合理的配慮について具体的なアドバイスをさせていただきます。知的障がいの影響や多動・衝動性の影響により、読み書きが困難なお子さんは相談の対象外ですので、なにとぞご了承ください。
◆対象
- 識字障がいのお子さんをお持ちの保護者の方
- 識字障がい(の可能性のある)生徒を教える教師、療育スタッフの方
お子さんの年齢は小1~中3までを対象とします。
◆内容
- 特性にあった学習方法や学習教材の紹介
- 本人や家族、学校への伝え方、進路相談等
◆相談当日の持ち物
口頭の情報だけだと十分な支援をご提案することが難しいです。発達検査を受けたことがある方はその結果、ない方は成績表、ノート、ドリル、学校の試験の結果、作文、描画など、本人の読み書きの困難さが表れている物を必ず2点以上持参してください。
資料が複数あると本人のつまづきや、支援方法、代替手段が明確になります。
◆料金
1時間 6600円(税込み)
2.お子さんの支援
相談の流れとして、お子さんの支援をご希望の方は、まず「1.保護者、支援者向け」の相談を受けていただいてから申し込みになります。お子さんの状態を共有して、目標を決めてからお子さんの支援のスタートになります。
◆対象
小1~中3
◆相談の流れ
初回に、簡単な検査やワークを実施します。つまづきや現在の学習の到達度を確認してからお子さんの特性や発達に合わせた支援計画を立てます。
◆教材
お子さんによって使う教材は異なります。市販の教材を使う時もあれば、相談室オリジナルの教材を使う時もあります。
3.支援内容
同学年の学習進度に追いつくことが識字障がいのゴールではありません。早い段階から、お子さんが自分で読み書きの困難さに対処できる力をつけることが大切です。
当相談室では、「読めない情報に直面した時にどのように対応すればよいか」「書けない時にどういう手段を使えば自分の考えを表現できるか」「文字を書いても覚えられない時にどういう方法で覚えるとよいか」というスキルをつけることに重点を置きます。
(1)日本語の識字障がい支援
平仮名、カタカナ、漢字の獲得が困難なお子さんを対象とします。
読めるけど書けない、画数が多い漢字が覚えられない、よく似た文字を間違える、といった御相談が多いです。
文字の見え方に困難さがある、手がうまく動かせない、線をうまく目で追うことができない、記憶の弱さがある等、お子さんによって読めない、書けない原因は様々です。
本人に合わせた学習方法や代替手段、必要な合理的配慮について指導します。
月2回 60分(45分指導、15分保護者へのフィードバック) 10000円~
回数、指導時間はお子さんの状態や集中力に合わせて御相談になります。
(2)英語の識字障がい支援
日本語の読み書きにはそれほど困難はないが、アルファベットの読み書きや英語の理解に困難さがあるお子さんを対象とします。
よく似た文字(例 pとq、bとd)を間違える、スペルが覚えられない、単語は書けるが読み方が覚えられない、読めるがリスニングができない、といった御相談が多いです。
聞いた音をうまく文字や意味に結び付けることができない、細部までじっくり見る力が弱い、スペルの規則性に気づけない、といった困難さが背景にあることがあります。
本人のつまづきを明確にした上で、まずはアルファベットの獲得に重点を置きます。その後、本人に合わせた学習方法や代替手段、必要な合理的配慮について指導します。
月3回 60分(45分指導、15分保護者へのフィードバック) 18000円~
回数、指導時間はお子さんの状態や集中力に合わせて御相談になります。
アクセス
愛知県名古屋市千種区 名古屋市営地下鉄 東山公園駅徒歩3分 本山駅徒歩8分
ご予約をいただいた方には詳しい詳細をご案内します。
相談室はビルの3階ですが、入口まで階段になります。足元にご注意下さい。
駐車場はありませんので近隣の駐車場をご利用ください。
駐車料金はご自身でご負担くださるようお願いいたします。